今日とどいた本

☆古本
03078318 小川洋子・著猫を抱いて象と泳ぐ
 宣伝コピーの「かつてない傑作の誕生です!」を見たときから読みたかった本だけど、定価1780円はビンボーな私には高嶺の花。文庫化待ちかなぁ……と思っていたら、2010年本屋大賞にノミネートされていて、ますます読みたくなった。でも横浜市立図書館の検索サイトでは415人も予約待ちなので、借りるのは半年以上待たなくてはならない。古書(しかもなるべく安く!)で入手するのもなかなか難しいかもと思っていたら、ブックオフオンラインの入荷お知らせメールが届く。2009年2月2刷帯付き美本が1200円に。

☆古本コミック
51ahbxrqgul_ss500__2 末次由紀・著『ちはやふる 7 こちらもブックオフオンラインの入荷お知らせメールで入手。これに登録しておくと便利です。入荷があると朝の8時過ぎにメールがとどくのだけど、このコミックのように人気のある本は、あっという間に売り切れてなかなか買えない。しかも私が起きる時間が遅いので(8時はちょっと……無理happy02)、なかなか中古を購入できなかったのだけど、一昨日は日曜日で全国の「ちはやふる」ファンも朝寝坊していたのだろう、メールチェックしたのは9時だったのだが、無事ゲットhappy01
 定価440円が350円になっていて、『猫を抱いて象と泳ぐ』と合わせて1,550円となり、送料無料の快挙!!

 ネット書店で古書を買うと送料がかかるのだが、ブックオフオンラインでは合計金額が1,500円以上だと無料になる。1,500円以下の本の入荷お知らせメールがあると、セコイ私はついつい他の本もカートに入れて、なんとか合計金額を1,500円にしようとしてしまうのだ。『ちはやふる』の場合は一刻も早く購入しないと、カートに入れていても売り切れてしまうことがあるから、他の本を選ぶのに時間をかけられない。この日は『猫を抱いて象と泳ぐ』の入荷お知らせメールが同時に届いたのですでにカートに入っており、即購入手続き終了good
 ブックオフオンラインのカートは14日間保管できるので、1,500円ラインになるような本をあらかじめ選んでカートに入れておいたり、お気に入りにブックマークしておいたりと、いろいろと作戦を練って楽しんでいる。でも、これって、ブックオフの狙いどおりなんだろうな。そこがちょっと悔しくもあるのだけど、オンラインショップのいろいろな機能を考えてみると、ブックオフの躍進は商売上手ということに尽きると思う。「(送料無料の1,500円に)あと100円足りない…という方はこちら!」というコーナーまであるのだから!
 金額は全て税込です。

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今日買った本

★新本
野呂邦暢・著『愛についてのデッサン―佐古啓介の旅 』

★新本コミック
51jovjizdl_sl500_aa240_ 小玉ユキ・著『坂道のアポロン 5

 恵文社一乗寺店のメールマガジン「一乗寺通信」1月28日号にバレンタインにちなんだ特集「愛についての本」があり、『愛についてのデッサン―佐古啓介の旅 』という本を初めて知った。“版元在庫僅少につき、お早めのお求めをおすすめします。”と書いてあったのだが、2500円と高価だったのでちょっと迷ってしまい、翌日、再び恵文社一乗寺店のサイトを覗いてみたら、もう品切れになっていた! 
 こうなると、どうしてもこの本がほしくなる。ところが、版元在庫僅少ということで、 Amazonもbk1もネット書店は軒並み扱っていない。古本はものすごく高値になっている。図書館にはあったのだけど、入手するのがむずかしくなればなるほど、どうしても自分の本が欲しくなる。
 いろいろと検索した結果、「BOOK TOWN じんぼう」の新刊データベースで三省堂本店に1冊あることがわかり、三省堂のお取り置きサービスを初めて利用することに。が、申し込んでから11日間中に本を取りに行かなくてはならないのに、なかなか神保町へ行く時間を作ることができず、結局、今日、新横浜キュービックプラザの三省堂で受け取ることになった……最初からそうお願いすればよかったのだ! なんか、本を手にするまでにものすごく手間がかかり、疲れました。
 ついでに未読だった『坂道のアポロン』の最新巻を買い、好物の鎌倉カスターも買い込んで、日曜日の午後はおやつを食べながら、のんびりマンガを楽しんだ。

 あっ、そういえば面白い偶然が。『坂道のアポロン』の舞台は長崎。そして『愛についてのデッサン』は、主人公の佐古啓介が長崎へ旅するところから物語が始まる。『愛についてのデッサン』は、読後に改めて紹介します。

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今日とどいた本

☆すべて古本

419qxiyhsdl_ss500_ サリンジャー『フラニーとゾーイー 』 新潮文庫。サリンジャーを追悼して。同人誌の4月号に書く予定のブックガイドは、テーマをサリンジャーにしようかと検討中。一応、資料として。

野間正二『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の謎をとくこれも資料として。でも、書評がかなりよかったので、期待。

星新一『午後の恐竜 新潮文庫。「BRUTUS─本が人をつくる。」に掲載されていた、タレント山崎邦正の愛読書。彼が年100冊を読破する読書家とは、この特集を読むまで知らなかった。彼が19歳で初めて手にした本で、

薄いからってだけでえらんだんですけど“うわ、オモロ!”ってなった。
 そうです。読むのが楽しみ。

合田経郎『まくまくんの かいがいりょこう 』人形絵本のコレクション。合田経郎のキャラクターの中では、このまくまくんが一番好きかも。そのうち亀の絵本が出るであろうと、朝の連ドラを見るたびに思うのでありました。

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今日とどいた本

★新本
51vzk1ms3hl_ss500_ 藤井絢子、菜の花プロジェクトネットワーク編著『菜の花エコ革命。仕事用の資料が版元から届く。ここ2年間ほど竹とタケノコの本を編集していたので、竹とタケノコがマイブームだったが、新しい仕事は「菜の花」がテーマになるので、今年は「菜の花」がマイブームになりそう。


☆古本
J.D.サリンジャー・著、村上春樹・訳『キャッチャー・イン・ザ・ライ サリンジャーを追悼して。白水Uブックの野崎 孝・訳ライ麦畑でつかまえて』はかなり前に読んでいたのだけど、村上版はブームに乗り遅れて読んでいなかったので。

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今日借りた本

小泉八雲・著『怪談・奇談』講談社学術文庫
『日本児童文学全集6』河出書房
日本民話の会・編『日本の民話⑧中部地方②』世界文化社
日本の民話絵本①青森県 桜井信夫・文、小沢良吉・絵『ゆきむすめ』第一法規
 以上4冊については、「日本のゆきむすめ」「ロシアのゆきむすめ」で、ゆきむすめ特集として書いていますので、ご覧ください。

読売新聞社『世界の人形 日本の人形』
 企画の資料として読んでおきたかったのは2ページだけだったのだが、昭和53(1978)年の刊行なので、その他のページも広告を含めて、その古さが面白い(市松人形などの日本人形のモノクロ写真はちょっと怖いけど……weep)。
 与勇輝さんなどは(写真がお若い!新人作家という感じ)、私は日本的な人形を作る作家というイメージがあるのだが、32年前のインタビュー時にはルナールの『にんじん』の人形を作っており、「今まで『赤ずきん』『ヘンゼルとグレーテル』などをテーマにしてきたが、日本の民話をモチーフにしてみたい。」と語っている。お名前だけ存じ上げていた人形作家、川崎プッペさんのインタビュー記事や写真を見ることもできた。貴重な記事が多く、読み応えがあるムックだ。

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きつねのはなし

41r2apx4e3l_ss500__2 節分にちなんで、京都、吉田神社の節分祭の場面が印象的な森見 登美彦 の『きつねのはなし

「知り合いから妙なケモノをもらってね」籠の中で何かが身じろぎする気配がした。古道具店の主から風呂敷包みを託された青年が訪れた、奇妙な屋敷。彼はそこで魔に魅入られたのか(表題作)。
 闇に蟠(わだかま)るもの、おまえの名は? 底知れぬ謎を秘めた古都を舞台に描く、漆黒の作品集。

 画像データの上は単行本、下は文庫本の表紙。私が持っているのは文庫本のほうで、昨年の8月に長岡京駅前の恵文社バンビオ店で買った。本書に出てくる芳蓮堂という古道具店は京都市内一乗寺にあるという設定だが、一乗寺にはバンビオ店の系列書店の恵文社一乗寺店がある。私の大好きな書店だ。
41w6lux4wl_ss500_ 恵文社バンビオ店もなかなか面白い棚作りをしているが、ここでこの文庫本を買ったのは、その1年前に長岡京市の竹林を取材した時、キツネの巣穴があると案内されたことを思い出し、「きつねのはなし」というタイトルに引かれたからだ。
 帰りの新幹線内で一気に読んだのだが、たちまち摩訶不思議な物語に引き込まれてしまい、新横浜に帰り着いたときは、京都から何かおかしげなモノを連れ帰ってしまったのではと、柄にもない妄想が頭を横切ってしまった。
 表題の「きつねのはなし」のほか、「果実の中の龍」「魔」「水神」の4作が収められている。いずれも京都を舞台にした、奇譚集。「きつねのはなし」と「果実の中の龍」「魔」の3作は登場人物が時と所を変えて重なり、気味悪さを一層盛り上げるのだが、この中に吉田神社の節分祭が出てくる。
 作者の森見は京都大学農学部出身なので、京大のある吉田神社のあたりはその小説の中によく登場する。私も京大周辺の散策が好きで、京都に出かけたときは必ず立ち寄るし、吉田神社にも2回ほど行ったことがあるので、小説を読みながら、舞台となるあちこちがリアルに思い浮かんできた。
 吉田神社の2月の節分の大祭は有名で、人出も多く、たいへんな賑わいになるという。だが、私が吉田神社を訪れた6月と11月は、どちらも人が少なく閑散としていた。特に11月に訪れた時は、京都中が紅葉見物の観光客で溢れかえっていたのに、吉田山は驚くほどの静けさだった。その静けさと、見たことのない節分祭の賑わいとのギャップが、この小説の摩訶不思議な世界と妙に合致する。
 次に京都を訪れて吉田神社や京大周辺や哲学の道などを歩いたら、この小説の持つ奇妙な味わいが既視感のようになって、ますます京都に魅せられてしまうかもしれない。

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bellクリスマス本特集に追記

 12月23日のクリスマス本特集「広がる世界 ──ちょっと加えたいこと その2」に、村山知義の『しんせつなともだち』とゲルダ・ミューラー の『ゆきのひのおくりもの』の絵の類似点について追記しましたので、興味のある方は、ぜひ、お読みください。

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ふたりの雪だるま

51xg6n3d1vl_ss500__2 雪の降る夜に読みたくなる絵本はゴフスタイン(M.B.Goffstein)・作、谷川俊太郎・訳『ふたりの雪だるま』。

ある冬のこと、はじめての大雪が降った朝のことです。女の子は弟といっしょに庭に出て雪だるまを作りました。ところが、夕方になって家に入ってしまうと、女の子は、庭においてきた雪だるまのことが気になって仕方がないのです。

 コブスタインの絵本はこれが初めてだったのだが、一読してすごく気に入ってしまった。シンプルだけどなんて心に残る絵本だろう。
 グレーの紙にパステルで描かれた絵は、女の子と弟の二人(多分、巻頭に「姪のサラと甥のダニエルに」と書かれた二人なのだろう)、そして両親と雪だるま。面白いのは、雪だるまには目と鼻と口(歯?)があるのだが、人の顔にはそれらが描かれていない(それにしても、日本の雪だるまだったら炭団や炭を使って目鼻にするけど……いや、それも昔のことで今は炭団なんて見ることもない。う〜む、現代の日本や外国では何を使っているのだろう? 鼻がニンジンというスノーマンの絵は見かけるけど、他は石や小枝?)。
 とってもシンプルな絵で、動きも少ない。洋服なども柄は入っていないので、全て単色使い。でも、子どもたちのスノー・スーツなどとってもおしゃれな赤やブルーで、雪の白色と共にシックな色遣いだ。
 コブスタインはカナダに近いアメリカ北部の出身なので、この絵本に描かれているのもその北国なのだろう。でも、このシンプルな絵と短い文で描かれた世界は、日本のお話といっても違和感がない。白一色に染まった雪の冷たさや、その中で夢中で遊んだ思い出、子どもたちを見守る両親のぬくもりなど、誰もが持つ普遍的な世界だ。
 雪がしんしんと降る夜は、この絵本を取り出して、幼い日に作った雪だるまを思い浮かべて、ぬくぬくと過ごしたい。

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今日とどいた本

☆古本
51grs65mkwl_ss500__3 オオタ マサオ・著『広告キャラクター人形館―昭和30年代のスターたちちくま文庫。人形絵本の資料。右下のアサヒビールのキャラクター人形「ほろにがくん」が土方重巳のデザイン。私も持っていたソニーの「ソニー坊や」、ヤシカの「ヤッちゃん」、富士銀行の「ボクちゃん(しかもインディアンの男の子はボクちゃん第1号と判明!)」など、懐かしいキャラクター満載で癒されますhappy01

Nohara0001 紙谷元子・著『たのしい野原のバースデイ (紙谷元子の手作り人形)』 これも人形絵本のコレクション。紙谷元子の絵本は出版数が少ないので全て持っていると思っていたら、手芸・クラフト本というカテゴリーで文化出版局から「紙谷元子の手作り人形」シリーズが出ていることがわかった。でも、入手は難しそう。『たのしい森のピクニック』と『たのしい川の魚つり』を探しています。


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今日とどいた本

☆古本(洋書絵本)
A PRESCHOOL PUPPET BOOK 『MY ABC BOOK』 Pictures by Tadasu Izawa
A PUPPET STORYBOOK 『WHAT TIME IS IT?』 Pictures by T. IZAWA

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